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英会話をマスターするということについてのまとめ
英会話とは、文例の丸暗記ではないということを提唱している方々の文献など様々な
ところから引用してみました。
●英文法をある程度のレベルで押さえていないと、応用が効かないですよね。英会話のパターンをいくつもいくつも暗記しても、所詮は応用がきかなければ話しはできないし、まともな内容であることは言いがたいわけです。
(島飼玖美子、『時事英語研究』一九九九年三月号、巻頭インタビュー)
●一口に「英語がぺらぺら」というけれども、ぺらぺらとは自分がその場で言いたい英語をぺらぺらしゃべることであろう。マクドナルド - マクドナルドに関してもっと知りたい方、詳しくなりたい方のためのマクドナルドのサイトです。あらかじめ暗記した英文を外国人の目の前で披瀝することでは決してあるまいと思う(読み人知らず)
●日本国内では「会話、会話」だというけれども、本当に必要な会話というものは、このように、自分の考えを理路整然と述べて、他人と議論できることであるのではないだろうか。
駅で、レストランで、お店等々において「缶詰にされた表現(canned expression)」を、即座に言えるようにすることが、格好良いモデルとして推奨されたり、もっと、はるかにレベルが上がったときにも、友達や仲間うちにおいて短く断片的な単語だったり区だけをすばやく話すことを、会話能力の究極目標と考えることはやはりあやまりである。
実際、各国でのインテリー層の人たちは、会話をするときの文章構造が、前置詞句有り、従属接続詞が有り、分詞句有り、関係詞節が有り、等々、極めて複雑である点には、注意をすべき点である。
(アルベルト湯川『「超」勉強法「超」批判』、一七一頁)
●私自身はいわゆる会話書なるものの効果はあまり信じていない。その理由のひとつが、大半が、食堂にて、カフェにて、空港にて、とかいう状況的な接近の方法をとっているのがあげられる。あれはいわば政治官僚が大臣答弁用に用意した想定問題集を読むようなものであり、聞いている相手がそのとおりに反応してくれれば、ほんとうに楽なのだが、あてごととなんとやらはむこうから外してしまうことが本当に多く、敵はおもいもかけぬ方向から一斉攻撃をかけてきがちなものなのだ。そこでなお、あれをのみ金科玉条視していると、いったんは筋書きからはずれたらアウト、収拾のつかない事態に陥ることになる。現に私自身もそういう例を何度となくみききしてきたのだ。それよりも、変幻自在の本当の実力をつけるべきである。相手の出かたがどうであろうと、常に受けて立てるほどの実力を身につけるべきである。(国弘正雄『国際英語のすすめ』実業之日本社刊、一九七二年、95頁)
さて、文例集の丸暗記を勧める英会話派の専門家の方々にとって、英会話を自由自在に使いこなすということについてどのように考えているものだろうか。知る限り明確に意見を述べた人はほとんど皆無に近いのです。そこで、断片的ではありますが、そのもの言いから類推、構成してみますと、次の三点くらいに要約されるのではないでしょうか。
●英語を覚えないで自然に頭に英語が浮かんでくるということはない。
●英語を自由に話せないのは覚える量が足らないからだ。
●言葉を入れ替えるという応用力がつけば、英会話は活用自在になる。
さて、みなさんはこうした意見を聞いて、どのような感想を持ちましたか?「いやいやそんなことはない!」と感じましたでしょうか?おそらくですが「そうそう、ごもっともな話だ」とお思いになられたのではないでしょうか。ここまでいろいろと説明をしてきた上でこんなことを言うのは大変申し訳ないお話しなのですが、それでもこの方法自体も完璧ではないというのを率直に思っているです。
すなわち、絶対的なものではないということなのです。さらに言葉を変えて表現するとすれば具体性がないということなのです。
ここまで全てお読みなっておわかりになったかと思いますが、英会話の習得への近道であろうことは本当にたくさん説明してきましたが、それでも「あっというま」と表現するほと「近く」にはないものなのです。そこにはどうしても「くりかえし練習」することが必要になります。それも人に
よっては気が遠くなるような膨大な練習量に感じるかもしれません。しかし、よく考えて見て下さい。
確かな技術の習得には、これでもかと、いわんばかりの膨大な練習が必要であることは、誰しもが頭では理解しており、そして肌で感じているものだと思うのです。
自由自在に英会話を使いこなしたいという思いが中途半端なものでないのだとすれば、歴史上の人物であるシュリーマンのように外国語をマスターし、そして自身の人生の助けになることは間違いないはずなのです。弛まぬ努力を続けて、しっかりと基礎を身につける。その確かな基礎の上にのるであろう、応用には、どんな生活シーンでも、誰が相手であろうとも、自由に会話を楽しむことが約束されているはずなのです。日本人に馴染みのあることわざの「習うより慣れろ」を是非とも「慣れるまで習え」に置き換えて、努力して実践してみてください。
もしこの説明をお読みになり、英会話習得に向けてのお役に立てたり、または習得方法への具体性が増してくれれば嬉しい限りです。
英会話を使いこなすということは、当然ながら自身の世界観を広げます。そしてそこには、今まで知らなかったことに出会えるというワクワクすることが待っています。
本当にすばらしいことです。
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