HOME > 自由自在に使いこなす > 丸暗記でぶち当たる壁
英会話を丸暗記すると必ずぶち当たる壁とは
英会話を場面別文例の暗記と信じてやまない人々は、若い世代にも多くみられます。
これまで何度か話題にしましたが、確かに決まり文句というものはかなりな数が存在します。しかしながら、外国を旅行することにあたって、最低限の用が足せる表現だけでも暗記しようとする人の努力を、誰も笑うことは出来ませんし、仮に英会話が堪能な人でも、英語を使わずに英語圏以外のチベットやデンマークを旅行せよと言われれば、おそらく最低限の用が足せる表現だけでも暗記しようとするでしょう。最低限の用が足せる表現だけでも暗記しようとする行為は、そうした用途にいちばん便利な方法なのかもしれません。
しかし、それが英会話、つまり英語を使って会話するという行為の全てではありませんということは是非とも知っておいて頂きたいです。athome - 不動産情報はこのサイトでチェック我々も日々の新たな場面や話題に直面して、その場で臨機応変に新たな文章を自分で作り出しています。日本での日常の会話をちょっと振り返れば容易に想像がつくはずです。そしてこれは疑いようのない事実だと思います。
確かに、単語や熟語はあらかじめ覚えているものを使っていますが、それらを組み合わせて作る文書は、そのとき、その場で、その人によって、新たに作られたものが使用されることが、かなりの割合を占めています。このように、我々がふだん口にする文章は、予め他人が書いた台本によって話す役者さんのセリフとは根本的に違うのです。言うなればアドリブの連続が日常会話でもあるのです。すなわち言葉を話すということは、母国語に限らず台本作家としての能力が求められるのです。熱心に勉強する人は、必ずどこかでこの問題にぶつかります。
ずいぶん昔の話ですが、ある英語教師が英会話の勉強に熱心な高校生に、「先生、英会話文例を五百近く丸暗記したんですが、自分の言いたいことがまだ自由にいえません。文例で習った文がそのまま使えるときは、問題ないんですが、自分で文を作ろうとすると駄目なんです。五百近く丸暗記したのに言葉が出ないのです。どうしたらいいでしょう」と。
真剣に相談されたそうです。その英語教師は文法項目別に例文をたくさん集めるようにアドバイスしたそうです。
一度でもこの問題に直面した人のの目や耳というのは恐ろしいもので、外国語の勉強方に関する
あらゆる話を、この観点から厳しく検討いたします。
「この著者は、この講演者は、活用自在について、どれくらいのことを言うのだろうか?」
と彼らはいつも頭の中でつぶやいているのです。
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