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シュリーマンの外国語学習法における文法学習の位置づけとは
シュリーマンには商売で成功して財産をつくり、トロイの遺跡を発掘するという明確な目的があったため、最初から外国語を使うために習得しようとしたのです。知識の獲得を目的としてスタートした日本語の英語教育事情とは根本的に違います。考えればわかりますが、知識の獲得が最終目的なら、意味が分かった英文を繰り返すなどという作業自体が、なかなか出来ないはずなのです。乱暴な表現にはなってしまいますが、「釣った魚には餌はやりたくない」のです。はなみずきコート嵐山松尾 III番館 - はなみずきコート嵐山松尾 III番館に関するたくさんの情報をまとめて提供しています。
既に得たもの(釣った魚)にさらに磨きをかける(餌をやる)には、その得たもの(魚)がよりバージョンアップ(成長、産卵)し、さらに得る(魚)ものがある場合に限られてくるものです。思い切って、新潟の土地について検討してみたいと思います。古代ギリシャ語の勉強に関してですが、シュリーマンが文法について言及しているものがあります。
少し長いが引用して、以下に紹介してみましょう。
「ギリシア語法といえば、自分はただ名詞変化と規則動詞を学んだだけであり、自分の貴重な時間の一瞬たりとも、文法上の規則の勉強のために費やすことはしなかった。そのわけは、ギムナジウムの八ヵ年が通じて、確かに時間はさらに長く、とても退屈な文法上の規則に苦しめられた、文法上の苦しめられた文法上の規則に自分が苦しめられ、いじめられたすべての若者のうちで、ただの誰一人も一見して明白な数百の誤りをおかすことはせずに、一通のギリシア語の手紙を書くことができないことを自分は知っていたために、自分は学校でとらわれている方法はまったくもって誤っていると、かたくなに信じなければならなかったからである。そもそも自分の見解というのは、ギリシア語文法の基礎的知識はただ実地によってのみ、すなわち、それは古典の散文を注意して読むということ、そのうちから範例をまる暗記することによってだけ、自分のものにすることができるものなのである。自分はこの最も単純で簡単な方法によったために、古代ギリシア語を、まるで現在語や母国語のように簡単に覚えた。こうして実際に自分は古代ギリシャ語をまったくりゅうちょうに書き、そしてまたどのようなお題についてもいとも簡単にやすやすと話し、またいつまでもこの言葉を忘れるはずなどはない。自分はそれが文法書に記入してあるか、田舎の実情は知らないにしても、さておきどのような文法の規則も知っている。そしてだれかが自分のギリシア語の文章の誤りを発見するとしても、自分はいつでも、その表現方法が正確である証拠を、自分が使った言いまわしの出所についてを古典の作家から人に暗躍してみせることに対して、しめすことができると思う」(村田数之亮訳、岩波文庫)
我々日本人は、ついつい英文法の勉強というと、とにかく文法を覚えてさえいれば、自由にその規則が使えるはずだと、錯覚しているかもしくは錯覚させられているのかのように、抽象的な文法規則を、まるで法律の条件のように暗記しようとします。それに対してシュリーマンは、大事なのは文法規則ではなく、実際の用例そのものだと言っているのです。
規則にあたる英文法がまったく不要とは思いませんが、文法で最終的に重要なのは、まさに例文そのものなのです。
文法不要説の論拠としてもシュリーマンを持ち出しましたが、作文に関して彼がやったことを参考にしたほうが、今後の英語教育界に益するところが多いと感じさせます。それは次の三項目からわかります。
(4)つねに興味ある対象について作文を書くこと
(5)これを教師の指導によって訂正すること
(6)前日直されたものを暗記して、次の時間に暗唱すること
以上の3つの手法は、現在の日本の学校教育シーンではまだまだ稀なケースだと思います。
自分から毎日せっせと英語を書く生徒などがいないからです。いや、教師でも少ないかもしれません。
もしかしたら、生徒の作文を自信を持って添削できる教師自体が稀な存在かもしれません。
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